〝さかたのりこ〟のあとを走る
ヨガ解剖学を〝さかたのりこ〟が継承者してくれ、その後の次世代がどんどん続くと信じていた・・・現実は厳しいもので、僕の思いはただただ空回りするだけ、、、思わぬ所から頭角を現したのが〝なっちゃん〟zoomメインになってから頻繁に講座に参加してくれ、正直、ここまでやる子だとは思ってもなかったんだよね。僕の見る目が無かったね!
物腰が柔らかいのに、芯の強さがハッキリ伝わるのが何より嬉しくて、講座中、空気がゆるんで〝こんな難しい事するんですか?〟とか〝こんな事今までやった事ないんですけど〟となる時、〝当たり前だよ、やるんだよ!〟と僕が言うと・・・残念ながら角が立つんだよね。なので、なっちゃんいる時は、いつも助けて貰ったね。皆を誘導するようにね。ある時からようやく、さかたのりこの次が現れたと!ホッとしたんだ。
zoom世代の落とし穴
何度か東京のWSにも来てくれたね、実はあの時、アナ骨WS終わってから、僕、打ちのめされたんだよね。〝残念ながら、全く伝えられていなかった・・・〟と。自分のスキル不足と不甲斐なさと、物悲しさだけが残ったよ。そこには、なっちゃんもアイちゃんもいたかな、アナ骨独特の引き込みの確認した時に、頭真っ白になったんだよね・・・〝えっ・・・どう言う事?〟と。
スタジオと画面越しで、〝押して、引いて〟は相当な温度差がある事に気がつけなかった。スマンとしか言えない、こればかりは許しくれ。あれから何遍zoomやっても、アーサナでの力加減ってものは画面越しだと全く予測出来ない事を、なっちゃんが教えてくれたんだよ。
最近では『データベース』という講座で、わざわざ仙台から現地に足を運んでくれるようになったよね。zoomの良さが時間節約なら、現地の良さは手触り感だよね。〝交通費や時間かけても価値がある〟と言ってくれた時は、本当に救われたよ。『おい、サイトウ、わかってるじゃないか!』そんな感じ。
灯りの消えた部屋だけが味方
なっちゃんは、僕らのコミュニティでは最年少的な位置だけど、キャリアや年齢でなく、どれだけヨガ解剖学と向き合ったか!で換算するなら、もう立派なベテラン。STORYで綴ってくれた数年前のプレッシャー、落ち込み、自律神経失調的な事、僕、全く気づけなかったよ。
悲しい思いを抱えたまま講座のアシスタントに入ってくれた日もきっと沢山あったんだよね。きっと直前までグッタリしていたのかな?そこまでのプレッシャーを隠し通して、画面越しでは満面の笑みでいるのだから。プロだね!
辛くて辛くて仕方なく、旦那さんにこぼす事、すがる事も出来ず、灯りの消えた部屋でTVのノイズだけが救いになるような真夜中の一コマなんて切なすぎるよね。声も出さずに、ただただ耐えるしかない真夜中なんてサヨナラしたいよね。だけども、もしかしたら、なっちゃんの背中を見て、旦那さんは気がついていたのかも知れないね。見守るしかないって事を。
内田かつのりから皆さまへ
ヨガで心が壊れた日
今回のなっちゃんのSTORYを読んで頂いたら、わかって貰えるかと思いますが、身体の不調の直接原因は、栄養や運動不足のさらに手前に、もっと別な外的要因がありそうです。
SNSという実態が有って無い世界に、皆さんも何らかの形で関わり、何より空気感ばかり重んじる寛容な令和という時代。ポロリと溢した一言が、足を掬われる事になったらどうしよう・・・と、見えない怖さに四六時中包まれて生きる窮屈さは、たまったもんじゃ有りませんね。
ヨガで傷ついたなっちゃんが、ヨガで救われる皮肉。更に、現地のほうが届き易いのに、このアナ骨フェスはzoomなのです。今、なっちゃん含む8人のアドバンスティーチャーが、毎日、当日のクラスに、最大の熱量を注いでいるようです。zoomであっても、zoomでは終わらせない、そんな意気込みを感じています。
是非、ヨガで心が壊れたサイトウなつみのヨガを受けて見て下さい。真面目過ぎる人ほど、きっと彼女のヨガが大好きかと思います。