画面越しのナミちゃん
ナミちゃん、初めて会ったのはzoomが主流になってからだよね。今、思うと少し影を落としたような独特の空気があった。それから少しして、スタジオで会った時の明るさとのギャップは驚き一杯だった。もしかしたら当時は、お母様の事が常に心の中をしめていて、笑うには辛すぎる時間だったのかな?そんな中でもこぼさずに、集中してくれたんだね。
zoomでは半年のお付き合いをしてもらったけど、回を重ねる毎に、毎回、〝お客さんが喜んでくれて、沢山のサンクスという声を貰えて嬉しい!〟って言ってくれたよね。
それは、今だに変わらないね。ことあるごと〝ありがとうございます〟と、添えてくれる、なみちゃん。言霊というものがあるのなら、ナミちゃんは毎回、良い心の魂を投げてくれるようで、受け取った方は、キューンと救われてるよ。
〝独特の何か〟って何さ
他でも言ってるのだけど、僕にはスピリチュアルな感覚が全くなくてね。ナミちゃんの心の柔らかいヒダみたいな所が素敵だよね。敏感でしかもそれが妙に言い当てている話ばかり。何よりナミちゃんが、その運気という波に上手に乗れてる姿をみると、とっても羨ましくて、仕方がないんだよ。日常の小さな事一つ、一つを丁寧に、感謝をこめて、生きてるのかな?なんて、思うよ。
ヨガ解剖学に出会ってから登り坂のナミちゃんだけど、誰もが同じように登っていける訳ではなくて、ナミちゃんがもともと持っていた〝独特の何かって奴〟が実は、大切なんだろうね。ナミちゃん自身、気がついて習慣化にしてるのか?それとも無意識の中での振る舞いなのか?わからないかもしれないけど、運気って確かにあるんだなあ!と、見事に納得させれる道程だよね。
ナミちゃんのお客さんの身体の変化を良く見かけるけれど、例え同じメニューで誰かが行ったとしても、その結果は得られそうにないんだろうなぁと、感じてしまうよ。その位、お客さんとコミットが深い所で完遂されているんだね。
誰もが、〝独特の何か〟に気がついたなら、人生が好転するのだろうけど、言葉ではないんだろうね。どうしたらそこに辿りつけるのか?ナミちゃんの心に中にある繊細なヒダって何なのか?多分、みんな知りたいはずだよ。
記憶の交錯と浄化作用
今回、ナミちゃんがお母様とのラストストーリーを書いてくれて、それを言葉にする事は過去の痛みを呼び起こす事にもなり、心狂いそうになった・・・と聞いたよ。僕は複雑な思いになってしまった。そりゃそうだよね、ようやく気持ちのささくれがおさまって来たのに・・・と、普通はなるよね。本当に悪い事したなぁと、思ってるよ。ゴメンね。
更に、あの時の事、諸々ヒアリングしたりしてしまい、心えぐってしまったよね。ナミちゃんの中で記憶の交錯があったりしてね、〝あまり覚えてない事もあるんです〟って言ってたね。人はあまりにも辛い事が起こると、心が砕けそうになるから、くじけないために気持ちにガードしてしまうんだろうね。記憶がごちゃごちゃになるのは、脳が辛い思い出を排除して心を守っているのだろうね。
心の持つ浄化作用って、凄いよね。言い訳になるけど、ナミちゃんが過去を開けてくれたから、元気や勇気を貰える人が沢山いるかと思うんだよね。
内田かつのりより皆さまへ
命の期限
なみちゃんが病院へ向かう最中、寄り道せずにはいられない気持ちが、なんだか、よくわかるよ。僕も母を見届ける末期、病室に入る前、意味なく駅前のスタバで深呼吸をするかのように、ソイラテを飲む、一呼吸という束の間が必要でした。
早く顔を出したら良いじゃないと、言われてもね・・・そんな事はわかってるんです。言葉とか道理だけで人の心は出来ていない証拠かもしれませんね。
『今やらないのは恥をかく事が怖いから?』
『そんな事よりアナタ〝命の期限〟は誰もが平等なんだよ』・・・
愛は、待っていてくれず、夢も、待っていてくれません。
何より、人生も待っていては・・・くれません。
だからこそ、目一杯、この瞬間を楽しみませんか?