マウントとられてばかりだね
誰もが当たり前に使う〝マウント〟という言葉。由来は動物同士の上下関係から来ているが、総合格闘技が世の中に広まり始めた1993年あたり、業界や雑誌で頻繁に使い始めた言葉。仰向けに倒れた相手に馬乗りから顔面などにパンチする事。いまでは誰もが普通に使う言葉、意味が飛躍し会話の中で上下関係などを指す。
かなちゃんはマウントを取られるのが好きなのか?周りはかなちゃん見るとマウントをとりにいくね。勤めてる保育園の園児もマウントとってくるよね。性格の悪い僕も先頭を切ってマウントをとるね。ゴメンよ!かなちゃん。
今回のメンバーに限らず、少なからずかなちゃんに関わる人は、マウントとって来る傾向があるよね。もしかしたら、話し相手がいつの間にかイライラSwitchを自分から押したくなるような所がかなちゃんにあるのか?
〝いじめて!いじめて〟って言ってる感はあるよね?そんな事言ったら、寛容な令和に炎上、平和なヨガ界にあって良い訳ないよね。
自分を低く見積らないで
〝かなちゃん、少し位やり返しなよ〟恐らく、多くの仲間でさえ勘違いしているかと思うけど、かなちゃんには色々優れ所があるんだからね!特にアーサナ力keepに耐える姿、全身を振り絞るり叫ぶようにとるアーサナ。その泥くささって演歌の極みだよ。忘れ去られた昭和魂。ザ根性。〝そんな風に強く生きられる かなちゃん〟人に笑われる人生に慣れすぎてるのか?そのあたりで生きていれば無難な着地が出来ると思っているのか?だけどさ、その耐え忍ぶ領域で勝てる人いないよ!ナメられる必要も、笑われる要素も何もないんだから。
『ごちゃごちゃ言うなら、アンタにこれ出来てるの?ワタシは出来るけどね!』
この一言。これだけで良いから、言えるようになって欲しいよ。この瞬間、カナちゃんの人生は好転するよ。取られたマウント取り返すんだ。自己啓発本も宗教も哲学も要らない。この一言がカナちゃんにとっての魔法の言葉。保証するよ。
理想の人間関係構築とか知識系なんて学んでも今は全く時間の無駄だからね!こう言う事は、力でやり返したら誰も何も言わなくなるから。その力はずっとアナ骨出てくれ、ヨガ解剖学を学んでくれ、お母さんにも恩返ししながら、キチンと息子さんも育てて、もう充分真面目にやってるんだから。かなちゃん、どうか自分を低く見積らないでね。
正直者は損ばかり
去年はスタジオで沢山の時間を共有でき、面白話をわんさか聞かせてくれたよね。〝今度こそ〟と思って誰かを信じるたびに金目当てだった・・・なんてありさま。『私を信じて100万円出しなさい』みたいな話がゴロゴロしていたね。正直者は損ばかりするのが世の常なのか?を考えさせられる話、身に沁みたよ。
かなちゃんが亡くなった後の話なら、カッコ良い正直者の伝記だけど、まだまだかなちゃん死なないし、ローンもあるし、何よりこれからの人だからね。
だけど、最近、スタジオで会うたび、キラキラが背中から出ていて、人生が軽やかに見えるのは気のせいかな?身体から心から滲み出るような、積み重ねた自信が見え隠れするよ。何だかそんな姿をみるだけで嬉しいよ!
内田かつのりから皆さまへ
人生迷子
かなちゃん位、不器用で要領の悪い人なかなかいません。小説家が取材したくなるような波乱万丈を過ごし、何冊ものベストセラーが生まれそうなネタの宝庫。それがカナちゃんの人生。ある意味、最高の幸せの形でもあるのかな?なんて身勝手に思ってしまうのです。
中島みゆきさんは、一度の失恋で何曲もの唄を書くといわれます。ならば、かなちゃんは何千回もの最高のクラスが出来そうですよね。
かなちゃんにヨガ哲学が不要なのは、かなちゃんの歩いて来た人生そのもの、それはリアルな哲学だからなのです。キラキラと輝く星のずっと向こう側にも、薄っすらながら確かに輝く星があるのです。星そのものの輝きよりも、それを見る側の眼鏡そのものが曇っていたら、その輝きは見つけられません。今の仲間みんな、その輝きを知ってるよ。
当たり前のように、皆んなの中にも、かなちゃん以上に不条理を浴びて必死に頑張ってる人もいるはずです。アナ骨フェス、どうかかなちゃんの光を浴びながら、アーサナで人生を踊るようにダンスして下さい。